私たちについて ABOUT US

私たちについて

代表者からのメッセージ
会社概要
沿革
CREDO

メッセージ MESSAGE

目指すは「100年企業」

激しく変化する時流と共に
常に新しい会社に変化してまいります

創業の精神 FOUNDING SPIRIT

創業の精神
ねがい 納めて喜び 納めて喜ばれる会社

製品、サービスを提供することに喜びを覚え、心をこめて作ったものを納入することに喜びを感ずる。それと共に、納入先のお客様に喜んでいただける存在価値のある会社であることを念頭とし、会社の繁栄、社員の物心両面の充実を目指し、誇りのもてる会社を作ることで、社会に貢献いたします。

当社の歴史は、創業者である鎌田雅郎がシベリア抑留(先の大戦の終戦後、武装解除され投降した日本軍が捕虜として、ソ連によって酷寒のシベリアへ労働力として長期にわたり抑留され、強制労働により約5万8千人が亡くなりました。)より、身一つで茂原に帰還したところから始まります。

シベリアから帰還後、独立心旺盛であった創業者は幼いころより書道に長けていたことから特技を活かし、昭和27年にガリ版印刷にてさくら印刷を創業いたしました。その後、活版印刷そしてオフセット印刷に変わっていき、日進月歩の印刷技術の変遷とともに流れに遅れることなく発展していきました。

創業者は、二宮尊徳が説いた「報徳思想」に感銘を受けており経済と道徳の融和をもって、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されされるという思いを常に持っていました。そうして、従業員を守りたい一心で、環境の変化に対応するために技術とサービスを磨き、健全経営を実現することを目標に会社を発展させてきたと聞いています。現社長も、『従業員とその家族を守る』ことを目標に掲げて創業者の想いをつなげています。

今後も創業の精神を忘れずに、時代の流れに合わせながらも軸をブラさずに柔軟に事業展開をしていきます。

代表者からのメッセージTOP MESSAGE

いつの時代の印刷業界紙を見ても「世の中は今、大きく変わっており、大変な変革の時代を迎えています。我々が生き残るためには、今こそ変わらなければなりません」というようなあいさつ文を多く目にします。言い換えればどの時代でも生き残っていくためには変化し、進歩していかなければならないということでしょう。
しかし、中々行動に移すのは難しいものです。
当社は昭和24年の創業以来、半世紀以上にわたり、時代の変化にあわせながら営業を続けてきております。印刷のプロフェッショナルとして道を歩んでまいりました。今後は製造業から価値を創造する情報加工サービス業へと変化し、お客様のニーズにマッチしたサービスを提供することで、お客様、地域社会と共に成長することを目指しております。
今後とも株式会社さくら印刷を何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 鎌田 俊郎

こんにちは!株式会社 さくら印刷の鎌田です。
私は大学を卒業して都内での仕事を経て地元に戻り今に至ります。戻ったばかりの時は「都内に比べて刺激が少なく、面白くないな」とそう感じていました。
しかしながら、私はやはり地元が好きで「この地域をもっと盛り上げていくことはできないか?」と考えるようになり、それが課題となり、地元で働く決意へも繋がりました。
工業統計によると、印刷産業は1991年の市場規模8.9兆円をピークに徐々に減速、2013年には5.5兆円と、市場規模で40%の縮小となっています。
従来型の印刷市場が縮小する過程で、我々はデジタルメディア対応や企画デザインなどクリエイティブにも対応できる存在に経営革新することでこれまで営業を続けてまいりました。印刷業界は斜陽産業だと言われていますが、私は捉え方によっては印刷会社は高いポテンシャルを秘めていると考えています。
印刷業は情報加工業です。地域のあらゆる業種と付き合いがあり、地域情報の集積地であり発信地になっているのが印刷会社の大きな特長であり、弊社は70年という歴史もあり地域における信用と幅広いネットワークをも兼ね備えています。
地域に長く根付き、地域と盛衰をともにせざるを得ない地域の印刷会社こそ、地域活性の一役を担うことができる存在です。
自社がファシリテーターとなり、産官学や民間をまとめて新しい「こと」「もの」を興し、地域の繁栄に貢献していきたいと考えております。
私は働くっていうことをもっと楽しいものにしたいんです。だから社員全員が前向きに、楽しみながら働けるように、どんどんチャレンジをして行きたいと思っています。
そして地域の未来をも巻き込んだ大きな力になっていきたいと考えています。
これからも、常に新しいことに挑戦し地方の小さな中小零細企業でもやり方次第で地域や業界で輝く存在になれるということを証明し、働く人が仕事を心底楽しめるカッコいい大人になり、またそれを見た次世代が「自分もあんな大人になりたい」という循環を作りハッピーな世の中にしていきます。

三代目アトツギ鎌田 貴雅

社名に込められた思い ORIGIN OF COMPANY NAME

さくらは日本を代表する花であり、みんなに愛される花です。 地域を代表する愛される会社になるという思いが込められています。 創業者の自宅には千葉県の形をした池がありました。 茂原の場所がエサをあげるポイントに なっており、そこに鯉が集まるようになっていました。 多くの人やモノ、情報が集まる愛される会社を作りたいと考えて創業者は名付けました。

会社概要 COMPANY PROFILE

目指すは「100年企業」

激しく変化する時流と共に
常に新しい会社に変化してまいります

会社名
株式会社 さくら印刷
創業
昭和24 年10 月
設立
昭和37 年12 月
資本金
10,000,000円
代表取締役
鎌田 俊郎
事業内容
印刷全般・デジタルコンテンツサービス
コワーキングスペース・カフェ
従業員数
28名(パート・アルバイト含む)(2025年4月)
所在地・連絡先
本社
〒297-0035 千葉県茂原市下永吉399-1
TEL:0475-22-3593
FAX:0475-24-8860
MAIL:sakura@sakura-insatsu.co.jp

コミュニティスペースSAKURAGI
〒297-0035 千葉県茂原市下永吉344-1
MAIL:sakuragi@sakura-insatsu.co.jp
URL:https://sakura-insatsu.co.jp/sakuragi/

沿革 HISTORY

工場のイラスト 空のイラスト 工場背景のイラスト

目指すは「100年企業」

激しく変化する時流と共に
常に新しい会社に変化してまいります

1949年(昭和24年)~今も変わらぬ想いをつなぐ

さくら印刷のスタート

さくら印刷の歩みは、1949年、千葉の地で謄写印刷(ガリ版)による印刷業としてスタートしました。
当時の印刷といえば、鉄筆でろう原紙に文字を刻み、インクを手作業で刷る謄写印刷。
学校の配布物や地域のお知らせ、帳票類など、日々の暮らしを支える印刷物を一枚一枚、心を込めて作っていました。
その名に込めたのは、地域に根ざし、人の心に残る仕事をしたいという思い。
「人のために。社会のために。」――創業当時から変わらないこの姿勢が、さくら印刷の原点です。
時代とともに技術は進化しましたが、私たちのものづくりの精神は、今も変わらずここにあります。

1955年(昭和30年)〜「活字」と夢が動き出した、発展の時代

技術と信頼を重ねた、歩みのかたち

1955年、さくら印刷は活版印刷機を導入。
カチカチと鳴る活字の音とともに、手作業から本格的な技術の時代へと踏み出しました。
より正確に、より美しく。印刷の精度とともに、お客様の信頼も少しずつ積み重なっていきます。

その広がりの中で、1961年には千葉支店を開設。
地域密着の対応力が強みとなり、「さくら印刷に任せれば安心」と言っていただける存在へ。

1970年には株式会社化を果たし、体制も意識も次のステージへ。
仲間とともに、一歩ずつ挑戦を重ねていきました。

そして1974年、本社工場を早野に移転。
設備が整い、大きな案件にも応えられる生産体制が実現しました。
けれど変わらないのは、「人のために。社会のために。」という創業の想い。
技術と信頼、そして心を大切にする姿勢は、今も変わらず受け継がれています。

1984年〜地域とともに、技術とともに

地域に根ざし、時代と歩む進化のとき

1984年、私たちは地域とのつながりを深める一歩として、フリーペーパー『かわら版』を発行。
地元の暮らしや声を伝えるその紙面には、「印刷は人と人をつなぐ仕事だ」という実感が息づいていました。

1987年、電子組版編集機の導入により編集工程が効率化され、スピードと正確さが飛躍的に向上。
翌1988年、本社工場を下永吉へ移し、複数のオフセット印刷機を導入したことで、私たちは活版から本格的にオフセットの時代へと移行します。

オフセット印刷は、印刷プレートを介してインクを紙に転写することで、細部まで鮮明な表現が可能に。
大量印刷にも強く、商業印刷のニーズに応える大きな力となりました。

同時期には、電算写植機やワープロ、フィルム出力機など最新機器を導入し、製版工程も進化。
手作業の温かさを大切にしながら、技術の波にのって次の時代へ踏み出していったのです。

1980年代、それは地域とともに進化し、未来を見据えた挑戦が始まった熱い時代でした。

2001年(平成13年)~彩りと精度の、その先へ

ワンストップ体制の確立

2001年、さくら印刷はフルカラー印刷の新時代へと一歩を踏み出します。
導入されたのは、精緻な色再現と高速処理を誇る4色両面印刷機「KOMORI LITHRONE 26P」。
これにより、社内でのフルカラー印刷が可能となり、表現の幅は一気に広がりました。

同時期には、製版の現場にも大きな変革が訪れます。
Macintoshの導入により、デジタル編集が一般化。さらに、アルミ製版を可能にするCTP(Computer to Plate)が設置され、版下の世界は手作業から一気にデジタルへと舵を切りました。
この頃、さくら印刷のオフセット印刷技術はひとつの完成期を迎えます。

しかし進化は止まりません。
大量印刷が日常となる中で、後加工――製本の重要性が高まり、丁合・中綴じ機「HORIZON FC200A」が導入されます。
刷るだけではなく、「仕上げ」まで社内で完結できる体制が整い、ものづくりの質がさらに高まりました。
印刷という仕事の奥深さを、さくら印刷はこの時代に改めて噛み締めていたのかもしれません。

2005年(平成17年)~変わりゆく時代と、変わらぬ使命

デジタル化の波と、新たな挑戦

2005年、印刷の現場に革新が訪れます。
KONICA Minolta bizhub PRO 1050 を皮切りに、POD(プリント・オン・デマンド)機が主力として稼働を始めました。
少部数・短納期に応えるこの新しい仕組みは、印刷のあり方を根底から変えるものでした。

一方で、デジタルメディアの台頭により、印刷物の需要は少しずつ変化していきます。
さくら印刷は、その流れに逆らうことなく、地域とのつながりを軸に新たな業態へと舵を切ります。
地域情報を届けるフリーペーパー『かわらばん』、好評をいただいたムック本『ちばごはん』や『ちば日帰り入浴本』など、暮らしに寄り添う冊子の発行は、多くの読者に支持されました。

そして2017年、新たな使命が生まれます。
高校生に向けた就職応援本『COURSE』がスタート。
地域の未来を担う若者たちに、地元企業の魅力を伝えるこの冊子は、今もなお継続され、多くの高校生たちに希望の道しるべを届けています。
印刷という手段を超え、地域と人をつなぐ役割へ。
変わりゆく時代の中で、さくら印刷の使命は、より深く、広がりを見せています。

2019年(令和元年)~つながりをデザインする

印刷から、もっと広い世界へ

さくら印刷は、いま再び動き出しています。
「伝える」から「つながる」へ。
紙にとどまらず、Web、映像、場所、そして人の想い――すべてを結び、未来を描くフェーズに入っています。

2019年には「デジタルハリウッドスタジオ千葉」を皮切りに松山・鹿島・柏へと展開。
クリエイティブ人材の育成に挑戦し、地域と未来に新しい風を吹き込みました。
現在は運営を離れましたが、この挑戦は今もさくら印刷の血の中に息づいています。

デジタル制作事業部は2018年に本格稼働。
Webサイトや動画コンテンツの制作など、メディアを横断した表現で、お客様の「伝えたい」を多角的にサポート。
名刺からブランディングまで、一貫して「想いをカタチに」しています。

そして2024年、新たな試みとして「SAKURAGI」を開設。
カフェやコワーキング、イベントスペースが一体となった複合施設は、地域と人が出会うハブとして生まれました。
ここでは、日々あたらしい「つながり」が芽吹いています。

印刷会社という枠を超えて、これからの私たちは、
情報と人、人と人をつなぐ存在として、社会の中で役割を広げていきます。

さくら印刷は、つながりをデザインする会社へ。
その先にあるまだ見ぬ風景を、あなたとともに描いていきます。

クレド CREDO

目指すは「100年企業」

激しく変化する時流と共に
常に新しい会社に変化してまいります

さくら印刷のCREDO

クレドとは「信条」を意味するラテン語からきています。
さくら印刷ではビジョン・ミッション・コンセプト・バリューの4つでできており、それをまとめたものをクレドと呼んでいます。
私たちが働いていく上で大切だと感じたこと、大切にしていきたいことをまとめたものであり、さくら印刷の信条です。私たちはクレドに表現された価値観を基に行動をします。

MISSION/VISION/VALUEミッション・ビジョン・バリュー

私達は、MVVを掲げ社会に貢献していきます。

M(ミッション) 日々果たすべき使命
V(ビジョン) 目指すべき理想の姿
V(バリュー) 日々約束する考え・行動

MISSIONつながりをデザインし未来を創る

私たちは、印刷業界の枠を超え、多種多様な企業や団体、個人とのつながりを大切にし、情報を発信することで新たな関係性を築いてきました。
ただ単に情報を伝えるだけではなく、人々やコミュニティ間で意味のあるつながりを生み出し、それを通じて社会に貢献していきます。
「つながり」がいかに重要かを深く理解し、このミッションを念頭に、私たちはつながりを意味のあるものにデザインし、よりよい未来を創造していきます。

VISION人と企業と共に考え、笑顔溢れる地域を目指す。

あらゆるものが成熟し、物に溢れたこの社会では、多くの企業や個人が自身の課題やニーズを明確に認識していません。
だからこそ、私たちさくら印刷は、お客様と共に考え、課題やニーズを掘り起こすところからスタートします。
私たちに期待されるのは、お客様の表面的な要望に応えるだけではありません。
その先にいるエンドユーザーを理解し、顧客にとって本当に価値のある提案を通じて、事業やブランドの価値を高めることです。
お客様のその先にある社会全体を見据えた提案を行うことが必要だと信じ、さくら印刷は、人と企業と共に考え、地域全体に笑顔をもたらすことを目指します。

CONCEPT可能性発見企業

さくら印刷は、お客様の可能性を最大限に引き出す「可能性発見企業」として活動していきます。
私たちは、クライアントと共に深く考え、潜在する課題や魅力を掘り起こすパートナーとなります。
お客様のビジネスやブランドの可能性を発見し、それを形にしていきます。共に未来を見つめ、未知の可能性を切り開いていきます。

VALUE日々約束する考え・行動

①好奇心と敬意を持ち、信頼関係を築きます。
②違和感を楽しみ、チャンスを掴みます。
③本質を見極めるために、真剣に向き合います。
④常に挑戦し、多くを学び成長していきます。
⑤未来につなぐために、利益性が不可欠であることを認識します。
⑥Win-Winを考え、シナジーを生み出します。