私がクレドを作った経緯とは?
みなさんこんにちは(株)さくら印刷アトツギのタカマサです。
今日は私がクレドを作成した経緯についてお話させてください!
経営の悩み
経営者の立場になってたくさんの壁が立ちはだかりました。
工場でのアルバイト時代
私は入社した頃はアルバイトとして工場で働いてたんです。
最初に感じたのは生産性の悪さです。
めちゃくちゃ汚かったです。
弊社は創業70年になりますので昔からあるものや一体誰のものかわからない物もたくさんあり、勝手に片付けたり、捨てたりすることができず物があふれていたんです。

足元にある材料や製品につまずいたり、最悪の場合は製品がなくなるというようなこともあるほどどうしよもない状態でした。
だから、まずはハード面で働きやすい環境作りをしようと思い、整理・整頓・清掃の3S活動を推進していたのが私の会社変革の始まりでした。
始めは一人でひたすら1年くらい整理をしてましたが、周りの目は冷たく、ものを勝手に動かしたり捨てたりしては怒られる毎日でした。
やはり、最初は慣れたやり方を変えることに反対も多く、なかなか大変でした。
1on1ミーティングの実施
そこで取り入れたのが1ヵ月に1回の、全社員さんと1on1ミーティングでした。

ここでは相手の意見や不満などをよーく聞いたうえでこちらのしてもらいたいことなどを話すようにしています。
生産性向上のメリットや、これから行うことの魅力を伝えたり、変化によるリスクがないことを伝え、自身が率先して3S活動を行うことで少しずつ周りも前向きになり、改善点など積極的に意見が出てくるようになったといった感じございます。
理念などが浸透していなかったのでこのコミュニケーションを頻繁にとっていたことは今となっては正解だったなと感じています。
入社当初の会社の組織構造

それから私が入ったばかりのころは社長の圧倒的なワンマンだったんですね。
多分会社の状況や時代的にもそうでないと生き残れなかったという部分もあったと思います。
何かを判断するにもすべて社長に聞きに行くという状態で、役職者もいたものの全く機能していない状況で仕事がすべて社長に集中してしまっている状況でした。
これでは社長が本来やるべき社長業をすることができずに未来の会社の方向性など考える暇もないなと思ったわけです。

例えばなんですが社員が何か間違いをしてしまったときに社長が社員さんに注意するわけなんですが、
別に理不尽に怒っているわけでもなく社員さんや会社のため人ととして大切にするべきことだとそういうことを思って言っているのに全然響いていないし同じことを繰り返す社員が多かったんです。
これはなんでなんだろうと思ったときに、
社長が注意するときにうちの会社やまたは俺の考え方に背く行為をするんじゃないというわけです。
うちの考え方はこうだろと伝えるわけなんですが、
特に明文化をしているわけでもなく毎日朝礼で唱和しているわけでもないので怒られてる側もそれぞれの価値観や考え方があるんでなんで怒られてるんだかよくわかっていないんだろうなと思ったわけです。
こういったこともありやはり会社の軸としてミッションやビジョン、行動指針などをしっかりと明文化する必要があるんではなかろうかと感じたわけです。
一人では見切れない!

私が、入社して組織の体制を変えたり、新たなことにたくさん挑戦してました。
そのたびにスタッフの抵抗勢力との戦いがあり、役職が付いた人たちがやめていきました。
この時期は本当に苦しくて会社に行くのも嫌だったんですが、使命感で何とかやっていました。今となっては結果オーライといった感じです。
今は、若い社員も増え社内の雰囲気も変わってきていい感じになってきたなと思っていたんですが、新しい事業や事業所、人も増えてきて何となくまとまりがなくなってきたのを感じておりました。
先ほども言いましたが、私は跡継ぎなので、一番苦労したことは昔からいる社員さんたちとのコミュニケーションでした。1ON1ミーティングを行っているんですがさすがに
人数も増えて全員の話を聞いていられなくなったので、社員に権限譲渡をしていく必要を感じていました。そのためには自分、会社の価値観を浸透させ判断基準とする必要があると思ったのも一つのきっかけでございます。
企業が個人に見捨てられる時代?

また、弊社にはデザイナーなども多く在籍しており自分でできるようになるとフリーランスになってしまう方も多くいました。
インターネットやスマートフォンが普及して個人でも生きていけるという選択肢ができ、今後は「個人に企業が見捨てられてしまう」という恐怖をめちゃめちゃ感じたわけです。
そんなときに会社の役割って何だろう?企業に所属する意味は?というのも考えるようになりました。
会社は同じミッションやビジョンを持った人たちが集まって仕事をするコミュニティでなくてはならないと思いました。
だからこそミッションやビジョン、行動指針などを明確にして同じ価値観の人間と仕事をする必要があると考えるようになったわけですね。
これが1部ではありますが私がクレドを作ろうと思った経緯でございます。

